今日は、ウイチョル族のシンボルから、二つの頭を持つ鷲を選んでみました。

現実には存在しない二頭鷲ですが、ウイチョル族のシンボルでもよく見かけるシンボルです。

ちょっとわかりづらいのですが、写真のピンクとブルーの糸で刺繍されているのが、二頭鷲です。

 

以前に紹介したシンボル、鳥の意味にも含まれていますが、二頭鷲もまた神と人間の架け橋を象徴するシンボルです。

→ メキシコ ウイチョル族のシンボル : 鳥

 

また、二つの頭があることで世界をよりくまなく見渡せる能力が、シャーマンの能力と共通することから、シャーマンの全能の力を象徴しているとも信じられています。

更に、「神の二元性」を表しているとも言われています。

「神の二元性」とは何だろう?という疑問にぶち当たり、グーグル教授に聞いてみました。

色々調べてみたところ、一番わかりやすく解釈されていた記事がこちらです。

 

二元性とは?

一つの事象に対して二つの原理があることを二元性と呼びます。

この世は、正と邪、光と闇、白と黒、善と悪といった相反する様々な二つの要素が存在します。

私たち人間は、このような相反するものを目の前にしたときに、ついつい善が良くて悪は良くないものだとどちらかに比重を置いてしまいがちです。

どちらかが良くて、どちらかが悪いと、片方に対して否定的になってしまいます。

そのため二元性の思考は時として紛争などの争いごとを引き起こします。

“どちらかの国が正義であり、もう片方の国は悪である、故にもう片方の国を滅ぼさなければならない!”という風に。

二元性をベースに考えると、どちらかに優劣ができ、全てをどちらか片方で埋め尽くすことを目指すという流れになります。

しかし、スピリチュアルの世界ではこのような二元性の思考から解放されることが大切だと言われています。

つまり二元性を超える必要があるのです。

二元性を超えるとは?

元来、スピリチュアルの世界では”我々はすべてひとつである”という前提で考えられています。

“神、光、愛、大いなるもの”というひとつのものであるため、二元性に基づき二つに区分すること自体に矛盾が生まれます。

元々すべて一つのものであるため、一つの事象に対して良いだ悪いだ言うのではなく、その事象をそのまま受け止めることが大切になります。

ありのままに物事を受け止められたとき、人は二元性を超えた状態であると言えるでしょう。

つまり一つの中にある複数の要素を受け入れるということです。

アセンションと呼ばれる時代の区切りは、私たちの意識が分離から解放されワンネス(全てはひとつ)へと移行する過程になります。

二元性(2つのうちどっちかがいい)から多元性(複数のものがあっていい)へ意識をシフトさせていくことが、二元性を超えるために必要なのです。

 

 

二元性を超え、あるがままに受け入れる神の能力をリスペクトし、神の元に皆一つと考えるウイチョル族の信仰を表しているように思います。

毎回シンボルの意味を紹介する度に思いますが、とても面白くどんどんウイチョル族のシンボルの世界に魅入らされていきます。

次回はまた、違うシンボルを。

 

 

記事出典元:”二元性とは?二元性の意味についてまとめてみました!”

二元性とは?二元性の意味についてまとめてみました!