先週、修理に持ち込んだカメラを引き取りに行ったら、新しいパーツがその日の夕方届くとのこと。

住んでるところを聞かれたので答えると、明日家まで届けてくれると言ってくれました。

待つこと2日。音沙汰無しです・・・。

メキシコってこういうことが頻繁。

なので最近、「電話するから」「何日には出来上がっているから」と言われても信じなくなりました。

それに対して怒ることやイライラすることは、気持ちの無駄、時間の無駄と思うように。

メキシコの流儀、時間感覚に身をまかせよう。

期待しないでいた方がちゃんと出来ていた時に、逆にちょっと嬉しくなったりするからね。

 

 

ところで、ウイチョル族には、とても重要な場所が5か所あります。

東西南北と中心が基点として地理上に存在し、ウイチョル族の人々はその地を聖なる場所とし巡礼を行います。

  • 東 : Wirikuta  (サン・ルイス・ポトシ州 Real de Catorse)
  • 西 : Tatéi Haramara (ナヤリット州 San Blas )
  • 南 : Xapawiyemeta (ハリスコ州 Chapala湖のIsla de los Alacranes)
  • 北 : Huaxa Manaká  (デュランゴ州 Cerro Gordo )
  • 中心 : Tee’kata  (ナヤリット州とハリスコ州の間のSanta Catarina)

 

地図で見るウイチョル族の聖域。

→ メキシコ ウイチョル族について : 地理上の5

 

先日は、西にあたるSan Bras、ウイチョル語では「Tatéi Haramara 」を紹介しましたので、本日は「Xapawiyemeta」のお話です。

→ メキシコ ウイチョル族について:Tatéi Haramara

 

Xapawiyemeta は、5か所あるウイチョル族の基点の一つで、東西南北の南にあたります。

ハリスコ州にある Laguna Chapala (チャパラ湖)に浮かぶ島、「Isla de los Alacranes:サソリ島」という島がその場所です。

Alacranes は、スペイン語でサソリという意味ですが、島の形がサソリに似ていることから、その名が付けられました。

リゾートタウンとしても有名で、沢山の観光客が訪れる街です。

 

Xapawiyemeta の意味は、「the place of Our Mother of fig tree of the rain:雨の神の生誕地」となり、この雨の神は「青い蛇」として視覚化され、南から雨をもたらすシンボルとして作品に登場しています。

また、面白いことに Xapawiyemeta は、ここ Isla de los Alacranes (サソリ島) だけでなく他にも存在するそうです。

ハリスコ州 Puerto Vallarta 近郊の町、Mascota にある Laguna de Laja (ラハ湖)、または Laguna Magnadela (マグナデーラ湖) も Xapawiyemetaとして、ウイチョル族の人々は訪れていたそうです。

しかし、1950年代に Laguna Magnadela (マグナデーラ湖)が完全に干上がってしまったため、ウイチョル族は Isla de los Alacranes (サソリ島)を新しい Xapawiyemeta として、訪れるようになったそうです。

 

こちらの動画は、 Isla de los Alacranes (サソリ島) の Xapawiyemeta を訪れるウイチョル族の様子です。

是非ご覧くださいませ。

 

 

他の場所と同様、ウイチョル族の人々はこの地を守るために奮闘してきましたが、嬉しいことに今年の7月にハリスコ州は、Isla de los Alacranes (サソリ島) を無形文化遺産、ウイチョル族の人々の遺産として認定したそうです。

一番上の写真がその時の式典の様子です。

 

 

記事参照と画像出典元:Isla de los Alacranes es declarada patrimonio sagrado del pueblo Wixárika

http://www.proceso.com.mx/493608/isla-los-alacranes-declarada-patrimonio-sagrado-del-pueblo-wixarika

 

参考書籍:Huichol Territory and the Mexican Nation: Indigenous Ritual, Land Conflict and Sovereignty Claim 

By Paul M. Liffman