ようやく雨季が終わったみたいです。

毎日綺麗な青空が広がり、夕方になっても雷は発生せず、雨も降らなくなりました。

メキシコは乾季に入ったみたいです。

 

雨季が終わると、ウイチョル族の皆さんは、大事なお祭りの準備で忙しくなります。

「Fiesta del Tambor」 と呼ばれるお祭りで、その年の収穫を祝い、恵みを授けてくれた「Mother Earth:大地の神」に感謝を捧げるお祭りです。

また、ウイチョル族の人々の健康と繁栄を願い、また食べ物に不自由することなく過ごせるように、神にお願いをする宗教儀式でもあります。

 

真夜中に始まるこの Fiesta del Tambor は、会場広場に大きなかがり火が焚かれます。

ウイチョル族の神聖な楽器で、「tepo:テポ」と呼ばれる太鼓のリズムに乗せ、シャーマンのチャントが始まり、他のウイチョル族達も歌や踊りでこの儀式に参加していくそうです。

「Mother Earth:大地の神」は、ウイチョル語では「 Tatei Yurienaka 」と呼ばれ、ウイチョル族の食を支えるトウモロコシの他、バナナなどの果物、キャンドル、Ojo de Dios (神の目)などがお供え物として飾られます。

→ メキシコ ウイチョル族について : Ojo de Dios(神の目)

 

そして、このお祭り Fiesta del Tambor に欠かせない飲み物があります。

「Tejuino:テフイノ」と呼ばれる、トウモロコシを発酵させて作った飲み物で、ウイチョル族にとって神聖な飲み物とされるものです。

数日前から Fiesta del Tambor の為に準備され、お祭りで皆に振る舞われます。

 

以前に書いたブログでもテフイノを少し紹介しておりましたが、発酵物ということで、味は何だか味噌汁に近い気がします。

→ メキシコ ウイチョル族について : 食文化

 

トウモロコシを発酵させて作る飲み物テフィーノ。

 

メキシコの皆さんは、このテフイノにレモンを絞ったり、チリソースを入れて味付けするようですが、私は何も入れずそのまま飲む方が好きです。

 

 

そして、夜が明け、太陽が昇った次の日は、子供たちの為のお祭りです。

シャーマンが、子供たちが病気にならず、健やかに育ってくれることを神様にお願いします。

 

このウイチョル族の収穫祭の動画を見つけましたので、良かったらご覧ください。

 

 

お祭りの最後は、かがり火の周りにみんな集まり、ウイチョル語で「 Tatewari 」と呼ばれる 火の神に祈りを捧げるそうです。

 

常に神と自然に感謝を忘れない、信仰深いウイチョル族らしい行事ですね。

 

 

 

https://www.shamanism.com/journal/huichol-drum-harvest-ceremony-autumn-2017