映画「Eco de la Montaña」は、ウイチョル族の聖地「Wirikuta: ウィリクタ」に向かうため、ウイチョル族の巡礼ルートを旅するアーティスト Santos de la Torre氏に密着したドキュメンタリー映画です。

映画の主人公 Santos de la Torre氏は、1997年、フランスのルーブル美術館の駅に展示される壁画を作成します。(上記の写真の作品)

Santos氏は、製作者として、壁画のオープニングセレモニーへの招待を約束されていました。

しかし、蓋を開けてみると、セレモニーに Santos氏の姿はありません。

主催者側は彼を呼ばなかったのです。

 

ウイチョル族アーティスト:Santos de la Torre氏
Photo by 「Eco de la Montaña」Official Site

 

さらに、壁画は彼が意図したものとは異なる順番によって組み立てられて展示されており、この出来事が彼の心に傷を残します。

この映画では、Santos氏が新しい作品の制作の許可を神から得るため、約600キロ以上に及ぶウイチョル族の聖地「Wirikuta: ウィリクタ」に向かう巡礼ルートを旅する模様を描いています。

その中で、Santos氏のクリエイティブな創作の様子を描写しながら、聖地の雄大な景色と共にウイチョル族の歴史、神話、宗教も紹介しており、ウイチョル族の宗教儀式を垣間見ることのできるとても興味深い内容です。

 

 

また、この聖なる巡礼ルートは経済開発、特に鉱山業界によって脅かされており、その脅威から保護するために、UNESCOの世界遺産に登録申請中です。

Santos 氏自身も彼の力強い作品が、この問題解決の後押しとなることを強く望んでいるそうです。

 

和名では、「山の木霊」という題名で紹介されています。

是非是非一度ご覧ください。

 

 

画像参照元:映画「Eco de la Montana」の公式ウェブサイト

http://echoofthemountain.com/